3分でわかるロヒンギャ難民とは

ロヒンギャ難民とは?

ロヒンギャ難民とは、ミャンマーのラカイン州などを中心に生活をしているイスラム系の少数民族のことを指します。約100万人ほどの少数しかおらず、国籍などがないため、苦しい生活を強いられているのが現状です。ロヒンギャ難民になったのは1990年代からのことで、他の民族からの差別や迫害などに合いながら生活を続けています。数十年という長い期間続いている迫害なので、差別や危害などから守るため国外へ出ていく人は少なくありません。

なぜロヒンギャ難民は避難生活を強いられているのか?

今の世の中で、なぜ避難生活を強いられているかというと、2017年8月に起こった激しい衝突が原因となっています。ラカイン州の北部地域で、他の民族とロヒンギャとの間で発生した大きな衝突により、ミャンマーからバングラデシュへ逃げるロヒンギャが増えたため、今までよりも激しい差別や危害を受けるようになっています。危害を加えているのは全ての人ではなく一部だけですが、家族を襲われ殺害される事件も頻繁に起こるようになりました。

家を焼かれて失ってしまったり、性的な行為や暴力などが続いたため、ロヒンギャは避難生活を強いられています。逃げる手段を持つロヒンギャは少なく、多くの人々は歩いて逃げるしか方法がありませんでした。山間部を逃げなければいけないことも多く、家族同士が引き離されてしまうことも少なくありません。家族とはぐれ、命を失うロヒンギャも数多くいます。船を使い非難する人もいますが、粗末なためしっかりと逃げることができず命を落とす中には子どもも数多く含まれているのが現状です。

約50万人がロヒンギャ難民と言われる

全世界のロヒンギャ難民の数は、約48万人にも上ると言われています。これより以前から避難している人も多いため、ロヒンギャ難民の数は合計で約80万人というのが、現在の人数です。国際連合難民高等弁務官(UNHCR)は、ロヒンギャを救うために、数十万人分の防水シートや毛布やシェルターなどを提供しています。この他、医療や保護などのチームが結成され、ロヒンギャの命を守るために活動を続けています。