国際協力〜学生にできること〜

背景:国際協力をしたい学生の増加

日本には国際協力に携わる機関がいくつかありますが、今までは多くの場合、その活動は大学を卒業して社会人になってからのものでした。ただし、近年では国際協力をしたいという学生が増えたということもあり、さまざまなプログラムが設定されるようになりました。では、具体的に学生はどういった形で国際協力に参加することが可能なのでしょうか。

学生にできる国際協力とは?

学生でも取り組みやすいものとしては、海外ボランティアやスタディーツアーが挙げられます。外国に対する支援を行う場合、最初にやらなければならないのは現地の状況を正しく認識・理解することです。日本にいながら勉強しているだけでは、海外の状況を正確に知ることはできません。まずは海外ボランティア・スタディーツアーなどの機会を利用して、現地に足を運ぶことが大切です。海外ボランティア・スタディーツアーのような活動なら、それほどお金に余裕のない大学生でも気軽に取り組むことができます。

ボランティア

ボランティアでは夏休み等の長期休暇を利用して、発展途上国に行き子供達と触れあったり、食事の配給をしたりします。しかし、たとえ現地に行かなくとも出来ることは色々あるということを覚えておいてください。収入のない学生が寄付をすることは難しいかもしれませんが、着られなくなった洋服や身の回りにある文房具を寄付するといったことなら誰にでも出来るのではないでしょうか。

スタディーツアー

実際に自分の目でそういった国々の状況を見たいという学生にはスタディーツアーがおすすめです。スタディーツアーの目的は、現地の人との相互理解です。開発途上国で活動している国際協力機関を視察したり、ボランティア活動をしたり等も、プランの中に組み込まれています。在学中からこういった体験やボランティアに参加することで、自分の将来についての青写真が”よりはっきり”と描かれてくるに違いありません。

スタディーツアーへの参加を検討している学生の中には、「海外に行ったことがないから不安だ」「他の参加者に馴染めるか」と悩む人もいます。しかし、スタディーツアー参加者の全員が海外に行き慣れているわけではありません。それどころか、「海外ボランティアの経験が全くなく、海外に行くことでさえ初だ」という学生が多いのです。海外経験がないという理由で躊躇しているのであれば、特別気にする必要がない問題だと言えます。

*参考:「海外国内スタディツアー・ボランティア・インターンシップ(HIS)

https://eco.his-j.com/volunteer/

終わりに

本格的な海外支援・国際協力をするとなると、どうしても十分な資金が必要になります。この点については、大学生の立場で解決できる問題ではありません。国際協力について考える場合、最も大切なのは具体的な行動を”早く”起こすことだといえます。躊躇している時間はもったいないです。国際協力の一端を担いたいという学生の方は、まずは自分は何ができるかということを考え、そのできることから始めてみてはいかがでしょうか。