Table for Two 東京大学 TFT-UT 

今回の記事は、Table for Two 東京大学 様よりご寄稿いただきました。普段のご活動や、メンバーのそれぞれの入会のきっかけ、メンバーからのメッセージなど、盛りだくさんの内容となっております。ぜひお読みください。

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突然ですが、Table for Two ってご存知ですか?国際貢献に興味はありませんか?食べることは好きですか?

本日は、そんな私たちについて知っていただくために、座談会を開催します。

 

本日の参加メンバー

・Aさん)TFT-UT1年目。

・Bくん)TFT-UT2年目。

・Cくん)TFT-UT5年目。

・Dさん)TFT-UT1年目。

活動紹介

A)さて、唐突に始めてしまったわけですが、きちんとご紹介しますね。

私たちTFT-UTは、NPO法人Table For Twoの東大支部として、先進国の肥満と途上国の飢餓を同時に解決するべく活動しています。具体的には、東大の学生食堂をはじめキャンパス内のレストランなど4店にご協力いただき、ヘルシーなTFTメニューを提供します。メニューが一食売れるごとに、20円がTFTを通して途上国での給食費として寄付される仕組みです。

 

B)この20円っていうのは発展途上国の給食1食分に当たるんだよね。

 

C)そして、この団体では、TFTの持つ「国内の健康」「途上国の健康」という2つの側面のうち、主に国内、特に東大生の健康に着目した活動を行なっています。

他にも、団体単体にとどまらず、様々な方のご協力をいただきながら活動をしているのが特徴です。食堂の店長さんやレストランの料理長、料理サークルの有志などと、密に連絡を取ってきました。

 

C)いろいろな方と実際に話し合うのも、自分たちで宣伝活動や広報をするのも、社会に出てからも役立ちそうですね。

 

B)広報といえば、Cさんは前にビラ作ってくれたよね。このように、一人一人の良さを最大限活かせるのが魅力だと思っています。メニューを考えるのが好きな人、食に関する知識が豊富な人、ビラやポスターのデザインが上手な人など。

 

A)Bさんも広報ですか?

 

B)そうそう、最近知人に頼まれて始めた、TASUKAKE(インターネットの学生向けの情報サイト。詳細は後述)でのTFT-UTのページが…

 

C)でも僕が入会した当初はもっと人数が少なかったので、メニューの考案が活動の大半でした。今ではメンバーも増えたから、活動の幅を広げられるようになって嬉しい限りです。

 

入会のきっかけ

A)でも、Cさんの時はそんな人数の多い団体じゃなかったんですね。どうして入ろうと思ったのですか?

 

C)高校生の頃、仲の良かった友達と当時関心を持っていたことについて話していた際、「うちらの周りには食べ過ぎで太ってる人がいるけど、そういう人の食事を途上国に送れればいいのにねぇ」というようなことを雑談ついでに話しており、大学に入ってTFTという団体のコンセプトを見た瞬間に「これだ!!」と直感して。その話をしていた友達と一緒に説明会に参加しました。ちなみにその友達は他大だったため参加はできず……。

説明会では、特に当時代表をしていたある先輩の語られる理想の素晴らしさ、そして話し方の上手さに魅せられ、そのまま入会を決意しました。

 

D)私はもともと、大学に入ったら、国際貢献ができるようなサークルに入ろうと思っていたので、TFT-UTを候補の一つにしていました。上のクラスの先輩からのお誘いもあって、説明会や新歓に行ってみたところ、TFTの活動の合理的かつ明快な国際貢献のシステムに感動して、さらに興味を持った上に、とても居心地の良い雰囲気で、食堂で出すTFTメニューを考えてみるアクティビティが楽しかったので、入会を決めました。

 

B)僕も元々国際協力には興味があったものの、なかなかハードルが高いなと思っていて。その時に、ふとTFT-UTのビラに目が止まったことがきっかけです。子どもたちの笑顔のアップの写真や、「いただきます」で世界を変えようというキャッチコピーはとってもインパクトが強かったです。

 

A)私も無理のない範囲で国際貢献ができ、かつ自分の興味がある食の分野と重なっているというのが魅力的でした。あと、やはり団体の雰囲気やメンバーの魅力も大きいですね。

 

印象に残っていること

A)でもそんな新歓からも、もう半年以上経ちましたね。

 

D)あっという間だったけど、充実していたと思います。私は、食堂でTFTメニューとして、札幌名物のサラダラーメンを出した時が一番印象に残っています。初めて自分が一から携わったメニューで、食堂の方とのミーティングを重ねて、先ほど紹介したようなチラシやポスターを作って、宣伝活動をしました。出食が始まると、クラスメートや知り合いから美味しかったという声をたくさん聞き、売れ行きも好調だったので、嬉しかったのと同時に、大きなやりがいを感じました。

東京大学食堂で販売されていたサラダラーメン

C)僕も、1年生の秋に、食堂でスイートポテト・スイートパンプキンを販売するイベントを行なったことは、今でも印象に残っています。もともとその食堂には、過去出食導入をお断りされていた経緯もあり、ビクビクの打診でしたが、思いの外快諾していただき、店長さん自らがスイートポテト・スイートパンプキンを作ってくださいました。販売時間には商品の横に立って声かけ・ビラ配りをしていましたが、「美味しそう!」「TFTって書いてあるよ?」等々言いながら買っていってくれる姿が印象に残っています。

 

B)お二人は「東大」としての活動ですが、僕は今年の夏休みに参加したTFT-UAという様々な大学のTFTが集まった組織で行った、フィリピンスタディツアーが印象に残っています。それまでは想像するしかなかった20円の行き先、テーブルの向こう側を実際に自分の目で確かめることができ、今後の活動へのモチベーションが高まりました。

また、現地の小学生たちの笑顔がたくさん見られたことが何よりも幸せで、この団体と出会った縁に感謝するとともに、これまで以上に周りの人との繋がり、一つ一つの出会いを大切にしたいなと感じました。

 

最後にメッセージ

A)さて、ここまで読んでくださった方に何かお伝えしたいことはありませんか?

 

C)自分は高校生の頃、模擬国連という活動を通して国際問題に関わっていました。その活動ももちろん楽しかったですが、核廃絶などの巨大な国際問題を国連という大組織を通して見るという姿勢があまり性には合わず。それに対してTFT-UTでは、東大生の食というものすごくミクロな視点から国際問題に関わっています。ミクロゆえに、もたらせる影響は軽微かもしれませんが、誰もが身構えることなく気軽に国際問題と接することができる、そして継続的に支援を続けられるTFTの仕組みにも、結構価値があるのではないかと思っています。

どのような視点から、どのようなスタイルで国際問題と関わるのかは人それぞれに向き不向きがあると思います。問題から一歩距離を置いて、自分が将来にわたってどう関わっていきたいのかを考える時間も重要なのではないでしょうか。

 

D)私も、国際貢献は二種類に分けられると思います。実際に現地へ行って行う直接的なものと、国内にいながら寄付などを通して行う間接的なもの。TFTの活動は後者がメインです。後者の活動は、前者と比べてしまうと、国際協力をしているという実感は湧きにくいですが、逆に考えれば、TFTメニューを食べるだけで国際協力ができるように、自分の生活に国際協力を組み込むことで、自分の生活の質を向上させつつ、苦しい生活を営む人々の生活を少しでも良くできるのであれば、直接的な国際協力が難しい人も、間接的な国際協力を行うことを考えてみてもいいかもしれません。

 

B)そうですね、国際協力とひとくくりに言っても、活動内容は団体によって様々だと思います。自分にあった団体を見つけるには、まずは自分の興味ややりたいことについて今一度考えてみてはいかがでしょうか。もちろん最初は何となくでも良いと思います。しかし、自分のやりたいこと、活動の方向性が明確な方が、そのために今やるべきことがはっきりと分かると思います。

 

A)私たちメンバーも、それぞれが様々な思いを持って活動していることを実感するいい機会になりました。

 

B)あと、途中に出てきた、TASUKAKEというメディアでの記事も見てもらえたらと思います(https://tasukake.weban.jp)。こちらは、今日のような話も、メンバーの日常も色々な話を掲載しています。

 

最後になりましたが、私たちは現在

・東京大学駒場キャンパス 駒場食堂部2F銀杏

ルヴェソンヴェール駒場

・東京大学本郷キャンパス 本郷銀杏・メトロ食堂

カポ・ペリカーノ本郷店

の4店舗でTFTメニューの提供を行なっているので、ぜひいらしてくださいね。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

東京大学食堂で提供されていたTFTメニュー

写真は全てTable for Two 東京大学 様より提供